2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

 「ハンサムな彼女」ってあったね。

「男の方が実は女々しい」というのは、よく言われる。 一方、「私、サバサバした方だから」という女には 気をつけろ、というのもよく聞く話である。 実際周りを見渡しても、「男前だ」と言われるような 女性の行動力や性格、その思い切りの良さなんかは、 彼…

 晴れた冬の日に

よく晴れた冬の昼間は、意外なほど太陽が眩しい ものである。ロクに熱さを持っていない代わりに、 そのエネルギーを煌めきにつぎ込んだかのように 光が目に突き刺さってくる。 その冬の日も、そうだった。 禁煙が声高に叫ばれる昨今、世間の例に漏れず 私が…

 「伸ばした指の先も見えないほどの靄である」

表題文の誤りを指摘せよ。 >気象観測においては視程が1 km以下のものを霧といい、 >1 km以上のものは靄(もや)と呼んで区別する。 出典:霧―Wikipedia 霧の仙人。チャームポイントは地にまで届こうかという 白髭。笑い声はふぉぐふぉぐふぉぐ。 …頭に浮かん…

 毛布と羽毛布団と本。

冬の三種の神器。酒付き。 ※※※※※ 読了本。電車往復1冊、帰宅後1冊で睡眠不足。 楡周平『ラスト ワン マイル』新潮社 『再生巨流』(新潮社)と同じく物流業界を 舞台にした経済物。郵政民営化による運送業界への しわ寄せと、IT企業の台頭を乗り越えるために…

 夢さえ見ない

読了本連打。でもそろそろ小康状態か。 きむらゆういち『小説 あらしのよるに』小学館 話題の書だぞー。 絵本の方は読んだことないんですけどね、 多分、絵本の方が良かったんじゃないでしょうか。 ファーストエディション。マイインプレッション。 なんとな…

 ジャスティス・アンジャストネス

昨日飲みに行ったら、酎ハイ2杯で頭痛がした。 お昼に食べたチーズフォンデュパンで口蓋部を火傷した。 アイラブ健康。 ※※※※※ 今週の読了本。ざっくりざくざく。 東野圭吾『赤い指』講談社 「あーはっは。ダークだなー」と読んでいる最中 呟いた。すっかりダ…

 エシュロン幻想

今欲しいものは、ヨーロッパのアンティークネグリジェと チェ・ゲバラのDVD-BOXです。 ※※※※※ 読了本乱れ打ち。 秋山瑞人『猫の地球儀』メディアワークス この作者の本は初めて読んだのですが、ことばを 手の内で操れる人だなと思った。文章の組み立て方に 技…

まぶしくて息もできない

冬の朝の風景は、まぶしくて凄烈でとても美しい。 でも何故それをしみじみ実感するかといえば、 1年中、いつも同じ時間に列車に乗っているなかで、 冬のその時間は朝の曙光が射し始める時間と合致する からなのであって、夏の曙にもまた味わいがあるのだろう…