インド旅覚書10


  *****2009/2/20:遺跡へGo*****

・朝7:30から、グルバーガ郊外の遺跡を目指して出発。


【今日のはたらくくるま】


・何せ観光地化されていない遺跡なため、ガイドさんも
 手探りで出発。
 そして、デリーからずっと付いてくれているそのガイドさん
 では、このあたりの言葉が分からないため、専用の
 通訳さんも同行。インド広い。
・そんな通訳さんも遺跡の正確な場所は分からない為、
 道々で住民に道を尋ねつつ進む。
 そのためよく停車するので、しょっちゅう外に出ては
 田舎の空気を味わう。緑の匂い。


・なんだかんだで遺跡に到着。
 ここでまた、手続き上のなんやかやがあって、
 ガイドさんが奮闘する。
 やたらと警備員はいるのだが、あまり緊張感はなく、
 珍しげに我々について回る。あれは多分、職業意識
 というよりも、好奇心の賜物。
・遺跡の隣の田んぼでは、色鮮やかなサリー姿の女性たちが
 歌いながら農作業中。


・なんだかんだとまた色々ありつつ、帰る時間になった、
 ら、今日のはたらくくるまが働く気をなくしたらしい。
 車が動かない。エンスト?
 警備員の兄ちゃんたちもやって来て押してくれたりする
 のだが、エンジンがうんともすんとも言わない。
 どうなる?
・と言っても我々は非力なため、またもやガイドさんや
 運転手さんたちがいろいろと奮闘してくださっているのを
 見守るのみ。
 途中で、運転手さん(だったかな)が、自転車を借りて
 我々のために水と食べ物を手に入れてきてくれた。
 このために片道10kmとか言ってたかな…。ありがたや。


・で、やっぱり我々は非力なため、ぼんやりと帰り手段の
 復旧を待つ。警備員の兄ちゃんたちと写真を撮ったり。
 (撮影をものすごくせがまれる。しかも一緒に撮る時は
 肩を抱かれたりする。ふれんどりー?)
 近くには大きな川があって、近所の子供たちが遊んでいた。
 かわいいなー。


【遺跡近くの川で近所の子供とひまつぶし】


・最終的に、別の車が新たにグルバーガから寄越されて
 事なきを得た。この車で帰るとき、何故か遺跡の責任者も
 同乗していたが。何故貴方もいるのか。
 ジープ(狭い)なのに。
・予定よりも随分遅くなってホテルに帰投。
 夕食は昨日と同じ地下食堂だが、あやしさにはもう慣れた。
 というか、朝食時に明るい光の下で見たら、別に
 そんなに怪しい食堂じゃなかった。