帰れない原点


そもそも、私がこのようなブログをはじめんとすなり、と
思ったのは、健忘の激しい自分のため、というのが主な
理由である。
即ちその1、読了本をメモする。
因みに現時点最新の読了本は池上永一風車祭』。
面白かったが長かった…。


そしてその2。単純に考えたことを書いておく。
これをすることで自分の思考回路が整理できるし、
そもそも文章という形にしようとする時点で、
自分の思いを言葉に置換するという、ある程度の
客観性を伴う作業が入る。
結果として、自分の内面に巣食っていた感情とは
若干のズレが生じることもままあるわけだが、
それはそれで、「あー、これ言葉にし切れてない
んだよなー」という悔恨と共に読み返すので
あまり問題ない。
そして忘れてしまいたいことは書かない。
イッツ・ソー・ご都合主義 for 自分。


ということで、忘れてしまいたいことの他にも
客観視し切る自信が無いものはあまり
書けないわけで、そうすると「更新しなかった」
という事実自体が、現在の私の状況を未来の私に
宣伝しているようなものになる。


ここで「ああ、厭だな」と書くのは簡単なのだ
けれど、本当に厭なのかどうか自信が無い。
まだ結論が見えない。


だから今回の更新は何かというと、そんな
「更新していない」という状況を打破せんと
試みたものの、まだ客観化しきれていないという
中途半端な状態を垂れ流しているわけで、まぁ
その半端さを残すのも一興かと思っている次第。