黄金の効き目


のどがいたい。

風邪をひいた。


正確には「ひきそうだなー」という時に
必要があって病院に行き(私の治療ではない)、
「これがこじれたらまずいなー」という時に
必要があって丸1日病院に監禁され
(やはり私の治療ではない)、
結果丸2日寝込む羽目になり
(体が弱っているときに病院に行ってはいけない)、
そして、「もう治りかけかなー」という昨日、
不可抗力で、タオルケット1枚敷布団無しの
状態で一夜を過ごす羽目になった。


以上の過程を経た私の風邪が、良くなろう筈がない。
今回の風邪は喉です。咳で腹筋割れるわ。


そんな私を見かねた心優しい友人が、
のど飴をくれました。
中国では皆持ってる「Golden」。



丸に囲まれた写真の人物は、開発者だそうで。
いや、素晴らしいよ、何にせよ生み出す人は。
でも3つも写真はいらないだろう。
しかも、街で「あ、あの人!」と指差せるほど
特徴的な面でもないぞ。
同じ髪型なら、吾が敬愛する荒俣宏先生のほうが余程素敵だ。


飴ちゃん自体にも顔写真があるかと思ったのに
流石にそれはなかった。
飴の片面は「金」でもう片面には「G」の刻印。

ああ、ゴールデンだからか。金って喉に効くの?
…「かね」と読めば、百薬の長に匹敵できるかもしれん。